勉強・読書はいつまでするの?<メルマガ#021>
- tsunemichiaoki
- 2024年10月11日
- 読了時間: 5分
こんにちは。セミナービジネス研究所です。
本日もありがとうございます。
今年の夏休み、久々に海外に出かけました。本当は仕事の大きな区切りとなった昨年の夏にいくべきだったのですが、計画が間に合わず今年になってしまいました。大いにリフレッシュし、新たな刺激を得てきました。機会があればその話をどこかでと思いますが・・・(詳しくは編集後記で)

さて本題です。
このところ読書についての話題ばかりですが、もう少しお付き合いいただきたいと思います。
それでは本文をどうぞ。
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セミナー講師として人前に立つ怖さ
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しばらく前に、講師として登壇する際には、今でも緊張によってお腹の具合が悪くなる時がある、というお話を何回かにわたってしました。
全く見ず知らずの人の前に立つ、ということはその人には確実に緊張をもたらします。
でも、人前で話をするのに、全く緊張していないのではないか、と思える人々もいます。
どのような方々か。
直接お聞きしたことがあるわけではないのであくまで想像の域は出ませんが、政治家の方々です。
選挙演説、街頭演説などの場をテレビ等で見ていて、緊張で足が震えている、とか奥歯がなっている、という感じは全くしません。
それは日本に限らず、どの国の政治家の方々を見ていても、です。
先月アメリカの大統領選挙の遊説中にトランプ前大統領が狙撃され、怪我をされました。
全世界で政治家の方々は人前に立つことで命の危険を感じることがあるはずです。
ですが、一般人の私達がセミナー講師として登壇するときのような緊張感の欠片もあの方々は感じさせることはありません。
プロ中のプロと言ってもよいでしょう。
そこから考えてみるとヒントが見えてくるのではないでしょうか。
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自分への自信
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特にこれは、上司命令でいきなりのように社内研修で講師を務めなさい、と言われた際には考えてみていただきたいことになります。
人前に立って話をする。
それがセミナーであっても講演であっても演説であっても同じです。
するべきことは、聞いている方に何らかの価値提供をする、ということです。
相手が知らないことを伝える、興味を持っていることについての話をする。
その基本を押さえたうえであれば、あとはどのようなやり方であっても不正解はありません。
その人の個性を可能な限り打ち出して、セミナーなり講演なりを行えばよいのです。
そしてその際に最も大事にすべきなことは、
軸
です。
もう少し言葉を足せば、
自分の軸
です。
この軸がしっかり出来上がってくると、
立ち振舞いにも重みが出てきます。
主張がはっきりしてきます。
自信あふれる言い方ができるようになってきます。
ブレなくなります。
どうでしょうか。
政治家の方々を見てみると、かなり当てはまる、とお感じいただけるのではないでしょうか。
ではどうすれば、その自分なりの軸ができてくるのか。
それは一朝一夕では残念ながらできるものではありません。
やはりある程度の年数の業務経験が必要不可欠です。
ですが、その業務経験を埋めるものが読書だ、と私は考えています。
故に、何回にもわたって読書についてのお話をさせていただきました。
まだこの先も本、読書については取り上げることがあるでしょうが、そうは言っても時間は有限です。まだまだ時間があるからではいつまで経っても、になりかねません。
そのことについてのお話を下記リンク先にしたためました。
お時間ある時にご覧いただければ幸いです。
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■編集後記■
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海外に出ると様々な刺激を受けます。
だからこそ、一度海外旅行を経験された方は何度も行きたくなるものです。
もちろん私もその一人。
飛行機は大嫌いで、本当に乗るのは苦痛なのですが、そうはいっても飛行機に乗らなければ海外には出られません(船旅という手はもちろんありますが、さすがに時間の問題で・・・)。
その苦痛を経てでも海外には出かけたい、というのが私の性分なのですが、今日、お伝えしたい海外で受けた刺激は本についてです。
今回でかけた先はイギリス。
その移動の際の電車内、飛行機内であれっと思う光景に出会いました。
何かといえば、周りを見回すと、本を読んでいる人があちこちにいるのです。
向こうの本は日本のような文庫本サイズはあまりありません。
ペーパーバックでもそれなりの大きさになります。
何人もの人が、車内で、機内で本を広げて結構な時間、向き合っているのです。
もちろん割合からすれば他のことをしている人のほうが多いです。
でも日本の電車内で誰もがスマホをいじって、本を読んでいる人などほとんど見かけない、という状況とはずいぶん違うな、ということが強く印象付けられました。
それなりの年齢のお兄さん(おじさんに近いか?)という人が、ハリーポッターの本を読んでいるのを見たときはくすっと来ましたが、もしかすると英語の勉強としてその本と向き合っていたのかもしれません。
いずれにせよ、おそらくそれらの人々の一部は旅行をされている方だったと思います。
その時にわざわざそれなりにかさばる日本人からしたら大きな部類に入る本を手元の荷物の中に入れている。少なくともイギリスには本を読む文化が残り続けるのだろうな、と思った瞬間でした。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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セミナービジネス研究所
代表 青木恒享
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